本当の戦い
海辺の田舎町に越してきてから、鳥をたくさん見かけるようになりました。
とくに「とんび」が悠々と空を舞っている姿は美しいです。
引っ越しをしてきてすぐは、家の近くの電柱に
とんびがとまっているだけでも、
きゃあきゃあ言って、喜んでいました(笑)。
都心部から引っ越して来たので、
鳥と言えば「はと」か「すずめ」、それと「カラス」くらいしか
見かけることがありませんでした。
ウチのすぐ近くに「猛禽類」がいる状態が、すごく新鮮でした。
とんびはカラスより2まわりくらいも大きく、
まだらに茶色いかたまりは、すごい存在感です。
たまに電柱だけでなく、太い電線にもとまっているのですが、
電線がたわんで、切れてしまわないかた心配になるくらいです。
とんびは、巨体で鋭い顔つきをしていますが、
意外と「弱い」鳥のようです(苦笑)。
こちらに引っ越してきてから、そろそろ半年が経ちますが、
頻繁に「カラスに追いかけられている姿」を見かけます。
どんな理由でケンカしているのかは、わかりませんが(苦笑)、
カラスって鳥は、ほんとたくましいですね。
一対一の勝負でも、互角に戦っています。
とんびが本気を出したら、カラスなんて
ひとたまりもないだろうにな…と思うのですが、
そこを「知恵」の力で、しのいでいるんでしょう。
「とんび対カラス」の空中戦を眺めていると、
いろいろな場面に遭遇します。
たいていは「とんび1羽」に対し「カラス2羽」の戦いなのですが、
たまに「一対一」の勝負を見ます。
大きさや、攻撃力はとうぜんとんびの方が優れているので、
ちょいちょいカラスが不利になります。
そんな時は、どこからともなく仲間のカラスが飛んできて、
その戦いに加勢してきます。
一度など、1羽のとんびに6羽のカラスが群がっていました(苦笑)。
そんな風に「仲間が加勢」してくれるのも、
カラスがたくましく生きてゆける要因のひとつなんでしょう。
「仲間の団結力」の力強さを、カラス達が見せてくれました。